第2話 両毛コンシェルジュの3種のユーザー
このシステムにおける第1種のユーザーは、自治体や地域の公的・私的な団体、組合など当地域の食や娯楽などの提供メニュー、イベント、観光、地域特産品情報などをとりまとめて発信するユーザーです。ここでは「コンシェルジュ」と呼ぶことにします。
第2種のユーザーは、「食べる飲む」(レストラン、喫茶店、居酒屋)、「遊ぶ楽しむ」(リラクゼーション施設、音楽ホール、シアター、観光施設)、「買う届ける」(ふるさと物産店、道の駅、交通・宅配・郵便)、「泊まる護る」(ホテル・旅館、介護施設)などお客様に各種サービスを提供する側で、ここでは「サーバー」と呼ぶことにします。
第3種のユーザーは、サービスを提供される旅行客、買い物客、ビジネス客、地域住民などで、「クライアント」と呼ぶことにします。
コンシェルジュはキントーン(kintone)というクラウド・グループウェアを利用して、さまざまな情報をサーバーとクライアントに発信します。
サーバーはWindowsソフト(ユーザーIDの取得が必要)を利用し、コンシェルジュの承認を得て、情報を発信するとともに、各種イベントや勉強会に参加します。クライアントはPCや携帯端末のWEBで情報を取得します。
コンシェルジュとサーバーが連携して、この地域を訪れる観光客、買い物客、ビジネス客、地元住民に最高のおもてなしを提供し、リピーターになってもらう、また地域のサーバーが各種活動を通し親睦を深め、連携し、地域情報を共有できる仕組みを提供し、地域活性化の取り組みの触媒の役割を果たすことがこのシステムの目的です。